Case
Study

CASE 5 株式会社 Saku Saku 様

ユーモアで分かり合い、
本気100%で挑戦を楽しめる仲間です。

インタビュー
株式会社 オンスイ 代表取締役社長 桜井 健一 様
株式会社 Saku Saku 代表取締役社長 田村 由美 様

INTERVIEW

株式会社 Saku Saku
代表取締役社長 田村 由美

斬新で説得力のあるアイデアで、
商品をリブランディングしてくださいました

オープンデザインさんとの出会いは、桜井社長が親会社オンスイのホームページリニューアルをお願いしたのがきっかけで、今から約5年前になります。昨年、私が「とんかつ丸七」を立ち上げた際には内装デザインをお願いし、おかげさまで話題のお店になりました。
その流れで、今回お話しするペットフードブランドも一緒に立ち上げていくことになったんです。

ずっとペットフードの開発をしていて「雅」というブランドで商品を売っていたんです。その当時は売れ行きが伸び悩んでいました。そんなとき、オープンデザインさんから「人が食べる海鮮丼と同じブランドで棚に並べるのではなく、ペット用のブランドとして、きちんとブランディングをし直す方が良いのではないか」と、ご提案いただいて、その視点は私にはなかったもので、素直にペットフード用のブランドを立ち上げる提案に乗りました。

元々、当社の水産加工場で真鯛の中骨を捨てていたり、魚のエサにしていたのですが、身がたくさん残っていて、もったいないなと感じていたのがペットフードづくりのきっかけだったんです。世間でSDGsが謳われるようになったこともあり、私自身が犬を飼っていますので、人も一緒に食べられる安全性を保ったまま美味しいペットフードが開発できたらいいなと思っていました。

そういった経緯をしっかり汲み取って、伝わりやすく、訴求力をもった商品へとリブランドしてくださって「SONOMAMA」が生まれました。

「SONOMAMA」というブランド名も、デザイナーさんからロゴの初案が上がってきてすぐに決まったんです。何案かアイデアは出していただいていたんですが「そのまま」という響きや意味がお客様に覚えていただきやすくて、ロゴもかわいく魅力的でしたので決定に迷いはありませんでしたね。

当社ではなかなかデザインやアイデアを形にできないため、オープンデザインさんからは斬新なアイデアや型破りな発想を頂けて、どこからそんな説得力を持った面白いアイデアが浮かんでくるのだろうといつも感心しています。

一緒に進んで行く先に
見たことのない景色を見せてくれます

オープンデザインさんのご提案に私がいつも即答で合意するのは、オープンデザインさんのことを信用しているからというのもありますし、直感を信じて判断しているというのもあります。「これがいい!」と思えば、とりあえず行動に移すことから始めたいんですよね。迷うくらいならやらない方がいいですし、ちゃんと提案の内容や人柄を見て、信用しているからこそ委ねてみようと思えるので。オープンデザインさんのデザインやアイデアはすごく好きですし「この商品を一緒にやっていきたい」っていう気持ちが伝わってくるのもすごく嬉しいんですよね。そして、一緒に考えて進んで行く中で、様々な見たことのない景色を見せてくれるので、いつもエネルギーをもらっています。

株式会社 オンスイ
代表取締役社長 桜井 健一

『ユーモア』を分かり合って
お互い刺激を与え合える関係です

僕がいろんなホームページを調べていたところ、偶然オープンデザインさんのホームページを見かけて。オープンデザインさんのホームページってトップのメニューボタンが押せない仕様なんですけど、それが「面白い!」と思って、お問い合わせフォームにメッセージを送ったのが当社(株式会社オンスイ)とオープンデザインさんとの出会いですね。

僕はちょっと変わっているので、真面目な会社とのやり取りでは刺激が足りなくてーーそれに、僕が過大なお願いをすると大抵の会社は離れていくんですよ。実際に他のデザイナーさんとやり取りしたこともありますが、オープンデザインさんだけはちょっと「変だな」と、僕と同じ匂いを感じました。
先ほどのホームページのメニューボタンが押せないことについてもそうですが、遊び心を『ユーモア』と捉えてくれる人も入れば「ふざけている』と捉える人もいます。僕は、そこを『ユーモア』として捉え、楽しめる人しか付き合いたいと思わないんです。お客様とも冗談が言い合えるくらいの関係性が理想で、それが『心のゆとり』にも繋がっていると考えています。そういったところで、オープンデザインさんとはユーモアを介して通じることができる、そして刺激を与え合える関係なんです。

オープンデザインさんに制作していただいたホームページもかなり『遊び』が入っていて風変わりで、商品の案内も載っていないしSEO対策も気にかけていません。なので、当社のホームページを見て「合わない会社だな」と感じて去る人は来ないわけですし、そうやって「ふるい」にかけた上で、本当に当社に興味を持ってくれている人は表面的な部分ではなく中身をしっかり見て判断してくださっているのではないでしょうか。
結局のところ、実際にお客様が食べるのは会社名でも、ホームページでもなく『商品』を食べるわけで、当社はその商品に対して熱意と自信を持っています。だからこそ、それ以外の部分で遊んだっていいじゃん!というのが僕の考えなんですよね。

「こうしたい」という
ビジョンを持つ者同士だから楽しいです

オープンデザインさんにご提案いただいて、展示会イベントに向けたブース用の丸いテーブルを外注したんですよ。それがすごく制作費がかかって大変だったんですけど、そうやって挑戦して得た経験というのを考えると安い投資だったと感じています。最終的には商品(SONOMAMA)も完売できましたので、制作して良かったです。

中途半端にやって納得いかない結果に終わるより、潰れるにしても全力でやり切ってから潰れたいですよね。オープンデザインさんとはそうやって同じような考え方や感覚でお付き合いができるからこそ、一緒にお仕事をしたいと思えますし、提案いただいた内容が多少現実的じゃなくても「やってみよう!」という気持ちを掻き立ててくれるのだと感じています。
これからも、一緒に「こうしたい!」というビジョンを掲げながら見えてきた課題に取り組んだり、お互い成長しながら楽しんでお仕事ができたらいいですね。