宇和島に行ってきました。そして、思うこと。

[ 2012-03-27 ]

花粉症仲間のみなさん、おつかれさまです(><) 薬効いてますか~!?

Tです^^

宇和島に行ってきました。いろいろ思い出のある街で今でも好きな街。(高速も延びましたね。)
久しぶりだったので、とても感慨深い気持ちでした。。

さて、今回は ユニークツアーさんの「フォト旅」に参加しました。ずっと参加したかったんです!

ユニークツアーの岩崎さんとは、HPの制作をさせていただいた2004年頃からのお付き合いで、一緒にツアーを企画したり、場所を間借りしたり。。たくさん思い出があるのですが、今でも出張のチケット手配でお世話になっています^^
旅の知識、経験は然る事ながら、小柄な可愛らしい女性なのですが大きなバイクをのりまわす、パワフルでカッコイイ方です。
みなさんも、おすすめの旅の情報、予約・手配でお困りでしたら是非相談を!

今回は、宇和島の「戦国武者行列」を見て、「木屋旅館」さん、そして今回の目玉!三浦半島にある「遊子水荷浦の段畑」です!
(明浜に行ったときは、あの辺かな~って遠くに見える三浦半島をいつも眺めていました。明浜の狩浜のみかん畑も素晴らしいです!)

知人の話や、雑誌・エリアガイドを見ていつか行ってみたいな~っと思っていた場所でもあります。あと、何かのパンフで「スーパードライ」と「じゃこてん」を持った女の子が段畑をバックに爽快なポーズをキメていた写真も記憶に残ってました(笑)

そして、バスに乗れる!バスで寝れる!のも旅の楽しみの一つでもあります。
昔、添乗員をしていたので、普段乗ることのない大型バスが恋しかったです^^(添乗員の頃のお話はこの辺で!

視界に広がる空!海!畑!
写真ではわかり辛いかもしれませんが、結構な傾斜。最大傾斜は45°です。

見事に積まれた石、正確に測ったような畑の段差とうねり。想像以上に見ごたえのある景色でした。

ガイドさんの話を聞きながら歩いて上りました。昔、宇和島とそこから延びる半島の一帯は、このような段畑が広がっていたそうです。それは生きていくために造るしかなかったという事なのです。田んぼに適した土地でもなく、漁業だけでは生活ができなかったのです。(それを知ったお殿様は、この一帯の税金を免除したとも言われています。)

生きていくために、知恵を絞り、苦痛に耐え、収穫した穀物をみんなで分けて食べる。みんなで支えあう。生きることに感謝する。
今の時代、自分が優先、利益があればそれでいい、他人のことは気にならない、その日暮らし的、パフォーマンスだけの人が多いのではないのか?そして自分もそうではないのか?

そんな想像をしながら、先人達の気持ちを考えると、ここは単に「風景を見る場所」だけではなく、自分の生き方とか、価値観とかを少し立ち止まって考えてみる、確認をしてみる場所でもあるのではないのか?
そんなことを考える機会になりました。同じように、昨年行った東洋のマチュピチュ「別子銅山跡」でも同じような気持ちになりました。

単純に景色を楽しむつもりで行ったのですが、ここで聞いた話、実際に積まれた石垣を見て、私たちもこの先人の苦労、想いなどの背景を含む「景色」を大切に引き継がなければ、また伝えなければいけないな~と思いました。

そこで!

Tの活動として、愛媛の残したい、伝えたい「景色」を趣味のホームページで公開していきたいと思います。時期とか名前はまた決めてまた報告しますね^^

単純に綺麗、お洒落な「風景」ではなく、このHPの写真を見て、何かを感じていただけるようにしたいなぁ~と思っています。
あくまでも趣味ですので、たいそうなことはできないのですが、伝える手段を持つ人間の一人として、少しでも多くの人に「実際にその場所に足を運んで、見て、感じて、また誰かに伝えてもらえるもの」を必ずつくりたいと思います!

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